サイト掲載基準をきびしめにしていく

管理人の大橋です。

今回は、当サイトの掲載基準について説明しておきます。とはいえ、掲載基準は完全にこちらの主観というのは変わりません。とくに公開されなかった投稿について説明が欲しいというケースも今後想定されますが、それらの説明はとくにしないのでその点ご了承ください。

また今まであったケースとして非公開ケースについても書いておきます。

サイト掲載基準

まずNGなものをあげていきます。一般的とか、公序良俗とかに違反しないといっても、インターネットであれば共有できない点もあります。そこでこれらはまずダメということを示しておます。

  • アダルト、エロ系
  • 出会い系サービス(いわゆる男女の出会い)
  • 反社会的すぎるもの
  • 特定の政治や政党を応援するもの
  • 特定の宗教を応援するもの
  • ネットワークビジネスや怪しい在宅ビジネスなど
  • 詐欺サイト

というようなものがまずダメです。お寺のお坊さんが行うサービスがありましたが、これはオッケーです。理由としては主観ですが、とくに寺の宣伝をこと更にするというわけではないというところです。これらの理由は述べる意味は全くないですが、そんな視点でやってるということが伝われば何よりです。

追加基準の設定

さらに、厳しめにしていこうことで、今後以下の基準を勝手に追加しました。

  • 掲示板系サービスなどで、サービス維持が見えづらいもの
  • 管理者の連絡先がメール、Twitter等もなく匿名性が強すぎるもの
  • 単なるWebサイトの宣伝(自社サービスや自店舗の宣伝)
  • youtubeチャンネルなど外部SNSサイト(Facebookサイトページなども)
  • ブログコンテンツがメインの記事サイト(ブログ記事だけがあり、ただそれらを見てねというもの)

などです。これらは運用をしてきて得た知見でもあるので、いくつか説明していきたいと思います。

宣伝出来れば良いからの脱却

これは非常に大事なのですが、本サービスは個人開発者を初め、法人のサービスなど、Webサービスを宣伝出来るサイトです。一方で、宣伝出来るけどもそれらを見てアクセスする人は稀でしょう。なぜなら宣伝したい人はいるけど、宣伝を見たい人は普通はいないからです。

ただそれは分かっているので、なるべく面白そうとか、面白いから見てねというランキングコンテンツなどをやってきました。つまり、見て楽しむとか掘り起こすとかというのが大きな狙いになりつつあります。

さらに投稿される方を深く考えると、「とりあえず宣伝」という気持ちも分かるのですが、一方で「これはそもそもサービスではない」というレベルのものもあります。プロトタイプとか、まだ未完成でベータ版というのもありえますが、多くのサービスはそれで完成だったりするわけで、そこから改善や運用が続いていくことのほうが稀です。とくに個人サービスはそうでしょう。

そうなると、長期の関係を築きづらいですし、結果的にお互いが不幸かなと思いました。コンテンツとしてリンク切れをはじめ、コンテンツ切れ(コンテンツ自体がない、または増えないなど)、サービス切れ(そもそもやっているか分からないなど)ということも出てくるため、要は宣伝したいだけの気軽さが結果的に誰もハッピーにしない方向に行くのかなというのも少し感じています。

少なくともここでは、宣伝を出来れば何でもいいよねということはなく、掲載基準が厳しくなるのは至極当然のことだなあと感じています。

投稿サービスの質が本サイトの質とも思われる

そこまで多くの方ではないもののアクセスユーザーが月間1,000もあれば誰も見てないサービスではないけれど、誰もが知ってるサービスでもない。ただサイトの哲学というか、運用がここにあり、人がきちっと管理しているというところはところどころでいっていかないといけないと思っています。

割れ窓理論みたいなもので、やっぱ落書きや違法や怪しいサイトが1個程度ならまだしもそれらを放置すると結果的に怪しいサービス集になります。それは全く望んでいません。

そしてこれが一番大事ですが、仮に怪しいサイトをあげた場合それがこのサービスのコンテンツでありリンクとなるので、怪しいサイトという認知のされ方になってしまうでしょう。例えば僕が一般ユーザーとして見た時に怪しいサービスが多かったり、管理人が確認してないぞと思われると質はかなり落ちていくわけです。

そこで、サイト基準を厳しくしていくことが妥当だなと考えたところです。

ネットだから匿名で完結はややNG

考え方によりますが、インターネットサイトやブログ、SNSなどで匿名でいけることが多いです。ただそれは管理側は個人情報を把握していたりします。大手や企業だからとかでなく、いたづらや違法なことをするケースに備えていると思います。もちろんマーケティングなどのビジネス面もあるでしょう。

一方で、ここでいうWebサービスを運営する側は匿名でオッケーかというとグレーです。例えばWebサービスで管理者情報は載せるべきと考えていますが、本名や住所を出せとかは思いません。個人ならです。会社なら出すべきでしょう。

そして、一般的に個人は弱い存在であると考えると、その個人があえて個人情報を出すリスクもないと思います。よってTwitterアカウントだったりメールアドレスだったりでも、匿名性が高い(そのために作られたアカウントであり何も外部とつながってない、フリーアドレスとして作られたメールなど)ので、結局匿名的な要素は変わりません。ただ連絡を受け付けてないとか、そもそも誰がやっているか分からない場合、利用するのも怖いわけですよね。

それらを踏まえると、管理者情報や問い合わせレベルのものがなければまずNGです。そして長期という望まない人にとってはものすごく面倒くさい話(笑)ですが、そういう視点で考えると、仮にヒットしたサービスとなったらそれを実績という時、その証明をすることになります。そうなると結果的に匿名性は低くなり、大体こういう人がやってるということになりますよね。

単に趣味で遊びでというのもありですが、遊びや趣味がダメでなく勝手にやっているのはいいのですが、本サイトで宣伝をすることは結果的に関係が生まれることから逃げられません(別に無理にコミュニケーションをするとかでなく)。

インターネット黎明期であり、1995年頃からネチケットなどで始まったもはや死語となっていますが、そういうことを思い出しました。単なるマナーやエチケットなんですが、それらも20年経ち見事に変化しています。例えば若い人でスマホを小学生から手持ちすればSNSの操作スキルは高いが、人間関係やどういう人がいるかの社会については当然スキルが低いわけです。

これは中高生などの若い人が投稿をすることを拒むのでなく、大人としてそっと注意をするといううるさいおじさんみたいなポジションになります(笑)一方でいい年をした大人がやっているのは恥ずかしいことです。

そして、Webサービス=Webサイト、インターネットのホームページという理解で投稿された方は単にミスマッチなので、それはごめんなさいというところですね。

宣伝サイトのゴールとは

本サービスのゴールは、そこまで明確ではないですが、少なくとも投稿する人のサイトを面白いと思って、気持ちよく宣伝して欲しいし、宣伝したいというのが僕の思いです。そのための対価をもらっているわけではないので、基本趣味サービスとして捉えてもらってもいいです。有料枠は別です。

ただ趣味だから適当でなく、しっかりとした趣味であり、投稿する側としては趣味だからどうとかは関係ないかなと思っています。

そして掲載するからには長期で応援したく、そうなると結果的に自分が主観で良い、目利きとして判断していくこと、それでお互い気持ちよくサービスの成長が出来るというのを考えています。

例えばいくつかありますが、趣味性が高くニッチなものでも面白そうとか尖っていたりしてもオッケーです。むしろそういうサービスが好きです。一方で良くわからない、コンテンツが乏しすぎる、またはサイトを見て怪しさしか感じないのであれば、NGということです。

結局先の話に戻りますが、投稿者が宣伝を出来る=その宣伝自体が本サイトのコンテンツになるという関係がある以上、関係してしまっているわけですね。それらに関して無頓着ではいられないということです。

非掲載投稿の割合

現在244サービスありますが、大体5%程度の割合です。これらは誤差であり、間違えたり、多分ダメなんだろうけどやってみたりという投稿者だと考えています。

多くの人がきちんとやっている中で、5%の人達のために何かコストを割くのは本末転倒です(例えばこの記事を見ている人は95%の人だったりするでしょう(笑))。とはいえ、サイト運営としてはそんな感じで回ってきているということです。

もっとも投稿情報はこちらで確認しないと公開されないため、何か不具合になるとかは全くないため、そんなものなんだあと参考程度という話です。

おわりに

今の投稿されたサービスを見直して非掲載にするとかはあまりないですが、見直した場合に「これは」と思えば非掲載になる可能性もあります。

また今後投稿されるサービスはこのような運用経験と考え方からシビアになるというところになります。

当然本サイトを知った方がこの記事を見る可能性も低いので、あくまでそのようにしていくという意気込みであり、今後の運営の仕方ということになります。

逆に明らかにこれはまずいのではないかという通報制度も考えていますが、これらは問い合わせで対応できるかどうかも分からないので、基本手がまわらないとかでない限り今のままでいこうと思っています。

よく見られている方からすれば、今のサイト掲載サービスの感じで続いていくので大きな問題はないかと思います。とくに管理人としてやっている運営指針みたいな話ですので、今後共使って頂ける方はよろしくお願いしますというところです。

編集者 大橋 弘宜