Webサービス=ビジネス=商売と捉えるといいというか、その意識があるかないかでは大分異なりそうです。
例えばお客様の声を聞くというのも、正直なところ、作って終わりなら聞かなくてもいいんですね。作るがゴールだからです。
これが悪いわけでなく全てのWebサービスは作ってからがスタートというのもやや言い過ぎというところです。
おそらく正解というか考え方として、作るがゴールなら宣伝も何も不要でしょう(趣味の満足度を高めるための宣伝なら、こちらには該当しない扱い)。そうでなく、作ってからどんどん使ってもらっていく、運営や運用でサービスを持続的に価値を感じてもらうにはやはりビジネスや商売と同様だなと感じました。
リリース後にやったほうがいいこと
あるエンジニアが「Kibela」というサービスを考え、リリースするまでのフローを全部教える
こちらの記事は、Kibelaという情報共有ツールをリリースするまでの話が書かれています。
本記事としては、狙いは一つ。リリース後何をしたかです。リリースあたりにやられたことは、
- お客様の声を聞く(Intercomなどのチャットサービスを使う)
- 大きめの改善ならSNSなどでシェアする
- GooglaAdwordsなどの広告を試してみる
という3点です。
とくに今回はお客様の声を聞くという点について考えてみます。
お客様の声を聞くにはどうすればいいか
まずツールです。www.intercom.com/ja/pricing?current_tab=all_intercom_tab">Intercomが適しているかというと、法人やビジネス視点でないといきなり個人は辛い気がします。値段的な話です。月額38ドルは高いか安いかというと個人には辛いというところです。
あくまで僕のおすすめはDriftというチャットツールです。ただほとんど英語ですが。ブログでメモっているので気になれば見てみてください。
他にもTwitterなどのSNSだったり、直接問い合わせだったりが考えられます。
Webサービス集めましたではたまにやっているのは、問い合わせであったり、1対1のコミュニケーションメールなどでさらっと聞いてみることです。何かしら問い合わせがあったりという時はユーザーの熱も高いため、レスポンスに応じて頂ける方も多い印象です。
少しずつ声を拾っていって目指すべきサービス像や方向性などのズレを修正したり、良さを伸ばしていくことになります。
このツールを使ったほうがいいという話でなく、どちらかといえば自身のサービスに最適だったり、または自身で使えそうでかつやりやすいものを選んでいったほうがいいという気がします。
上のDriftというツールが最適ではなくても、僕は今のところそれが最適だと考えています。ただ本Webサービス集めではそこまで要らないかなと言うところであくまで導入先がブログという点ご了承ください。そのあたりの考え方も人それぞれでしょう。
リリース後が楽しい
結局最初は誰も頑張って作ったから見るとか、見てやるかというのは皆無です。ユーザー数ゼロから始まるのが面白いと感じます。辛いというよりも、どうすると伝えられるか。
自分がなぜサービスを作ったか。それによってどういう人の課題や不満が解決されるだろうか。企画ですよね。ビジネスも同様です。
そしてその価値が他にはなかったり、あなたしか提供してないならより注目されると思います。それがアイデアでも技術でも見た目でもなんでもいいと思います。
こうやって工夫すること。今回であればお客様の声を聞くことはあくまで一つのきっかけでしかありませんが、まさに商売やビジネスだと言えそうです。
Webサービスという言葉は色々な捉え方ができますが、リリースして終わりでなく、拡散宣伝という魔法が効くわけでもないでしょう。銀の弾丸みたいなものはないことは確かです。
だからこそ結果的に長く付き合えるサービスでないとやり続けられないんですね。サービスに自分の時間を最低限投資しないとなかなかいいものになることはなさだなと感じています。

「Webサービス集めました」のひとり企画兼編集兼運営者。他、ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者でもある。アイデアをこよなく愛し、そのアイデアが形にするかを検討し続ける、ゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア提案、アイデアの壁打ち、起業相談等の実績多数あり。Webサービスという新たなアイデアが詰まったものに触れられるのが好きでそんな人や会社を応援したくて本サービスをやっています。