開発会議の振り返りをネタに、当サービスをどうしていくかを考えていく

個人開発者を支援するというのは、個人開発する人が同様の人に対して思う好意の感情とかでなく、他にそういう視点で考える人いないのかなと思ったらいらっしゃいました(笑)

開発会議個人開発のフリマを作ってるFREERIDERさんです。

先回書いた記事で、当サービスもというよりも、自分がサービスをやる理由というか当サービスをやっているのはなぜかで整理したところでした。

簡単にいえば、支援するってだけでは怪しいのだけど、いやいやこうすれば完璧ってプランやアイデアがあるわけでないけど、もっとできないか。それは多分本音というか、自分から湧きあがっている言葉なんだよね、というポエムっぽい記事でした(笑)

そこの流れで、開発会議です。ただあくまで開発会議はコミュニティであったり、Indie Hackersとかから影響を受けているのがあり、これから成長していくと全然違うというのが見えてきます。逆に今はまだ様子見みたいな人は多いのだろうと思っています。

そのあたりなども含めて、FREERIDERさんが貴重な振り返りをしていたので、それらをネタにしつつ、開発会議または個人開発者支援について書いてみます。

開発会議の振り返り

僕がどうこう言うのでなくすでに貴重な振り返りがあるのでそれらをどうぞ。

開発会議の1ヶ月ごと、合計3ヶ月までの振り返り記事です。

個人開発のコミュニティ「開発会議」をリリースして一ヶ月が経ちました

開発会議、二ヶ月目の経過報告です!

三ヶ月目の個人開発を報告します

数値的には、3年やってる当サービスと変わらないです。比較には意味はほとんどないですが、Indie hackersみたいなニーズや個人開発者でどんどん仕掛ける人が増えれば(正確には可視化される)、全然違ってくるんだろうな、つまりもっと成長するんだろうというところです。

数値データ自体は当サービスも出しちゃってもいいのですが、成長というか継続となっていて、面白い数値ではないんですよね。

開発会議って実は当初見かけた時、つまり、リリース後にどっかで見たはずなんですが、どう使っていいか分からなかったというのが正直ありました。具体的には自分は個人開発をしているという自覚はそこまでなく、あくまでアウトプットがWebサービス風というところに着地しています。誰から言われたわけではないですが、Wordpressで投稿するだけのは開発してないから違うでしょってのは、「開発」という意味ではそうなんですよね(笑)

では僕がそこまで「開発をしなければならない」とかってなくて、プログラミングは楽しいということは知っていて、単に作ってそれで個人開発に舵を切るみたいな突っ込んだところをやらないということです。僕の狙いはあくまでアイデアの可視化とそれを適切な人にやってもらうという、失敗すれば日和った話で、成功すると「最適解」という感じになるものですから(笑)

Crieitの他のFREERIDERさんの記事はいくつか読んだのですがめちゃくちゃ面白かったので個人開発をビジネス的にやりたい人はぜひ読んでみるといいかと思います。

フィードバックするとか、初期サービスにがっついていくスタイル

ただ逆にこのふわっとしている点が、実は受けるのではないかというのも思っています。これは妄想でなく、個人開発をしている人などで会話すると社交辞令もあるのでしょうが、マーケティング、ビジネス的なこと、客観的視点、ユーザ目線って喜ばれるんですね。

ただこれってむやみに出来るかというのもあります。僕もこのサービスどうなのか分からんみたいな時、教育的な視点というか偉そうにいってるのでなく、「言い方」は色々考えたほうがいいよなあというのがあります。ずばっと言って欲しい人もいると思いつつ、なかなかというところが実際でしょう。

自分がいいよなと思ったものをどんどん褒めていく。そういう意味では批判するというよりも、ここいいね!ここ治ったらもっといいかも。というYes,And的なものがグッドです。というかそうしています。

文章添削を別に仕事にしてるわけではないですが、文章添削とかも同様の切り口です。言葉の使い方とかまあ色々あるわけですが、そこで「誤用」は誤用で、でもそれってその人らしいというならありなわけですよね。だから、ここが駄目→直してみたいなことでなく、「こういうことを伝えるのはいいですね。ここもいいですね。さらにここもよくしていきますか」のほうが、僕は好きなのでそうやっています。

まあこのメンタリングというか、コミュニケーションってぶっちゃけ正解はないです。もっと引っ張ってくれ、自信もって断言してくれ的な人もいるはずなので。ただ断言とかって嘘でもいってると分かるし、仮にそれが演じているなら、騙しているわけで、まあそこは素直や性格とかによりそうです。

それで、僕自信がフィードバックフィードバックをいきなり言い始めたわけじゃないです。少なくとも10年いや、学生時代から振り返りをしているので、行動習慣として振り返りが日常的にあります。気持ち悪いって人もいるかもですが(笑)それは無視して、学生時代なんかは企画したいけどとか、自分はこう考えてるけどどうかってなんか資料つくって説明していたのが懐かしいです。変な学生に思えますが今も変わってないですね。そうやって下手すれば20年くらいやってるわけです。長すぎ!

そのフィードバックはとくに仕事について。プロジェクトですよね。もちろん全てに精通はできないので自分が考えたパターンやこうではないかという深堀みたいなのが価値です。たまたまそれがWebサービスまたはプロダクト開発または何かしらプログラミングまたは何かを作ることということで、僕では抽象化したり具体化したりで解釈しています。少なくともフィードバックという点において、仕事の振り返りと、他人のWebサービスについてのそれが「異なる」ことはありません。ほぼほぼ一緒です。

そうやってやってきたフィードバック。これって特異なことでもなく、会話みたいなものです。それいいよね、微妙だった、こう感じたがどうか。一つ言えるのはバリバリコミュニケーションみたいな話であって、こういうやり取りって苦手な人も多いのだろうと思いつつ書いています。では僕がコミュニケーションなんでも出来るタイプとかそういうことはなくて、むしろ会話が好きとか、基本的に知らない人とか未知の遭遇とかが好きだからってテンションです。たまたま人間に生まれたので(笑)基本人が社会にいるのでそうなると。犬だったらなつっこい柴犬になったかもしれませんね

Webサービスとくにベータ版等でがっついていく

Webサービスでもベータ版のものを見つけて使ってみる。そしてよければ使い続ける。ダメなら仕方がないです。で、気に入ったらなるべくフィードバックする。一種のヘビーユーザーですよね。これ誰もが経験あるかはわからないですが、やる人は運営にメッセージしているはずです。思いがあったりするとそうなりますよね。でも、全部やってるわけじゃないです。そっ閉じってことも多いうですよ。

逆にたくさん出会うからこそ、良い出合いは継続しつつ、関係を保ちたいと。これって人と同様です。色々な人に出合ってきたしこれからも出会うのですが、そういう時、いい人だなと思ったらタイミングなり色々あれど、人生ご一緒というと重いですけど、同じ重力とかふわっと感でまたお話しましょうというのはとても好きですね。またそういう関係が多いです。というかそういう関係しかいないといってもいいですね。

つまり、Webサービスといってもロボットが作ってないので、人がいます。その人とコミュニケーションをしていくことで、表現でもあったりサービスや企画の可視化でもあるWebサービスが成長していく。非常に面白い。

そうやってフィードバックの価値なりを検証してきて、まあ悪いことになったというか、いいことが起きやすいと勝手に思っています。

端的にいえば、開発者はより質を上げつつ(ときにはノイズになるのでシャットダウンしましょう(笑))、僕は貢献することで成長を共に味わえる。当然そのサービス利用者には「バニラエッセンス」のごとく一滴で広がるメリットを享受できるわけです。誰にとってもWINとなるのではないかという仮説があります。

当サービスのコンセプトは個人開発者支援、とくにフィードバック

実際にフィードバックをしてもそれでお金になることはありません。逆にフィードバックやレビューでお金になると、コメントするなどはステマに近くなりますし、仮に意見の良し悪しをコントロールすると完全ステマになりますよね(笑)

このあたりが難しい。批評や批判的な見方が大事になりつつも、それを依頼する、受けるという関係性が成り立つかはおいておいて、多分尖らせてくと専門メディアみたいなものしかないのか、それとも個々で動くしかないのかって感じです。

僕の狙いというかやりたいのは、そういうフィードバック系の枠組みで何か仕事化できないかです。当然最初はNOマネーですが、こういうものって最初から色々決まってなくて変わっていく中でどうかっていう話なんですよね。フィードバックは当然、リサーチするとかインタビューとか、それらをトータルでマーケティング的に出来ないかと考えています。

Webサービス開発というと、開発の言葉がインパクトがあって、開発したら終わるとか、開発する人となりがちです。実はWebサービス開発をした人なら誰もが感じているはずの、開発して宣伝して運営してフルスタックエンジニアというか、何でも屋というか立ち回りが絶対に「開発だけした人」ではないんですよね。少なくとも「開発してそこから色々やらなきゃいけないし、やってる人」になります。

ちなみにその規模やレベルや成功したかどうかってぶっちゃけ関係ないと思っていて、その人の思考ややり方、今の行動でどう生かされているかだけかなと。僕もマーケティングでこれやって成功したとかってないですし、個人のアイデア出しもこれで成功しました!みたいなのってぶっちゃけないですから。そこで良いヒントになったりどっちかというと学びや気付きの促進、まさに創発やファシリテート、またはエンパワメントみたいなのほうが好きです。教育分野にありがちですがこれらはお金になりづらいです。人を元気づけてお金もらうってなんかちょろそう(笑)って思われるわけですからね。実際にはアイデアを出して元気づけるわけですね。またアイデアもちゃんと考えて練ったり、ビジネス的なものしたりと色々なわけですね。

ここまで確認したいのは、個人開発者支援というのは成り立つかどうかおいておいて、そうやった意識で当サービスを振り返ってきましたというのは前回も確認しました。そして開発会議というサービスがありました。やっと次へ進みます(笑)

開発会議をどうフィードバックを仕掛ける装置として使い倒すのか

多分ずれてないと思うのですが、開発会議を最初に見た時にどう使えばいいか分からなかった問題は、僕が当初今いってるほど「個人開発×フィードバック」であるという気づきが弱かったんですね。全くゼロではなかったものの。

また現状それが価値であるとはいえ多分そのまま「フィードバック行為」でお金にならないかしづらいのも見えている。もちろんできたら楽ですよね。ただそこにアイデアを入れるとプラス価値になる。しかし、アイデア出しでお金もらうということをやってる身からすると、この「アイデアにお金を出す」のもまあやりづらいというのも分かるんですよね。ゲンバ感からすれば、アイデアにお金を出す仕掛けや仕組みがちゃんと設計されていれば出来るというのが結論なんで、不可能ではないです。ただ難易度としては、アウトプットをWebサービスとしてそこにアイデアフルにしたほうが多分成功確率が高い、つまりアイデアそのものとか、フィードバックそのものを取引するのは筋が悪いかもねってくらいです。絶対出来ないわけじゃないと思いますが、くらいです。

現状の使い方としては、サービスと出会うというのがあります。まさに色々なWebサービスに出会えます。そこから面白そうなものは応援できますし、またフィードバックやレビューも出来ます。現時点でフィードバックはがっつりしたものでプライベート送る形。レビューは使用したりなどから公開型となりますから使い分けもありそうですね。個人的にはレビューが軽めで、フィードバックが重めですが、いくつかフィードバックさせてもらっています。

そこで身も蓋もない話なんですが、開発会議自体がまだまだいけるというポテンシャルを感じている中で、当サービスの宣伝性って皆無とすると価値がないのではないかと(笑)それは言い過ぎであっても、現状最もやるべきである個人開発者支援に対してのフィードバックであるとすると、そこが出来ないのではないかと。例えば投稿してくれた人にサービス使ってフィードバックとかもあるんですよ。ただそれを手動でやったところで、なんというかたかがしれているという感じです。少なくとも、まず課題としての個人開発者を増やすまたはそれはスモールビジネスでも複業でも何でも良いけれど年数とかもいいんですが、ビジネスにしたり、ちゃんと収益あがるというところが前提です。今できないとかは関係なくて、マインドの問題です。

このマインドってめちゃくちゃ大事で「絶対自分は稼ぐの無理」という人は本当に稼げません。稼ぐ金額の問題ではなく、1円稼ぐことの意味は「1円」自体は「0円」と1円しか違うので価値なしと思うかもしれません。しかし、1円を自ら稼ぐ姿勢やそれをしたことは「代えがたい」経験でありスキルであり学びです。例えばビジネス的なマインドセットは1円で買えないと言っても同様です。またむしろそれらは年数と思考と経験が問われるので、わりと自分が問われるって感じですね。

皆がみなビジネスだーというのがなくてもいいものの、とはいえ世の中は色々なサービスがあってビジネスになるかは分からないが、という人でもサービスを成長させていくとか、ポジティブな姿勢が大事です。これをやりすぎると妙なコミュニティになるかもしれないのですが、ぶっちゃけこの感覚自体がメンバー×継続するマインド×成長というところで構成されるだけであって、閉じた場にしかいない人で構成されるならそうなるだけという見立てです。集団や組織の成長みたいなことですが、思ったよりも開かれているという感じですね。

つまり、ビジネス的なマインドセットがある、またはこれからという感じ、またはサービスを成長させたいという考えがあるという人が、Webサービスを作っていると。当然フィードバックやレビューは受け付けるしというところで、その受け方は人それぞれ。そういうサービスって熱量が伝播しやすいはずです。一人の力ってやはり初動はいいけど常にエネルギーがあるかどうかって人のつながりとかチームとか、普段話す人というところが実に大きいからです。環境が人を作るってイメージです。

現状の最適解は?

今の僕のジャストアイデアですが以下を考えています。

まず、開発会議はがっつり使わせてもらいつつ、サービスとしての成長もどんどん貢献できればという感じがありつつ、一方で上に書いたようなフィードバックをしていくことで、個人開発者に対してポジティブな体験からさらにという感じを進めたいというところです。

色々なサービスを見てきているのと分かる人もいると思いますが、あるサービスを使う人ってやはり2割とか限定的なヘビーな人と、ライトな8割とかざっくり分かれます。半分ずつとかってのは珍しいはずです。結局集客や仲間でもそのグラデーションによって意識や利用や行動が変わるからだけでしょう。そういう2割のヘビーな人が色々仕掛けていくし、どんどん使っていきます。

失敗するとそういうヘビーな人がうざいというか(笑)まあ目立つことになりますよね。またそれが価値を提供していればいいものの、してないならさすがにという感じもあります。そこはもはやサービスに投じてどうかだけです。僕の経験上、こうやって貢献したら報われるとかっていうのはあまりなくて、あくまでそこでどう判断されるかなくらいで見ています。実験思考ですね(笑)必要とされないならそっと去るのみですね、良い意味で。

当サービスの運営は重荷になってないので、宣伝価値を取り除くと、個人開発者にとってはメリットは少なくなります。というかそれを望む人は開発会議で投稿してくださいというほうがスムーズというか良い気がしています。これは勝手なアイデアということですが。利用者でも、趣味や学びで作ったからそれを宣伝したいニーズもあるのですが、正直それに対してフィードバックはさすがにリソースがないです。もちろんフィードバックをしたいとかそういう人で、わからないですが勉強したいとか、色々見てみたいとかいう人がいたとして、そんな人が趣味サービスを使ってどうかとかはあるかもですね。が、これってほとんどいない、むしろフィードバックしたいとかって方がレアなので、レアのレアだから皆無という感じです(笑)

よって、残るのは僕がアンテナとして運営側のメリットとして、サービスやってますという手札というか道具として学べるツールみたいなことです。マーケティングというツールにもなるわけで、独自のデータを一次情報として持ってるのは強いです。アクセス数とかのボリュームではなく、運営しているのが大事ですよね。

次に新着アイデアやサービスをこちらで探すのでなく、投稿で知るという仕組み。これはなかなか作れないのでありがたいことです。ただ宣伝という価値と交換していたものが崩れるかもしれませんよね。そのあたりが微妙です。

つまり、最適解としては、開発会議などのイケてるサービスに集約するか、または僕自身はそっちにリソースをぶっこんだほうが多分いいと感じました。その上でどこまでやれるかは分からないですがやりきった後に、というかやっていくなかで課題が一杯あるのかなと、マーケティングっていうけど何が出来てないのか。予算がないから宣伝できないで詰む話なのか。そこから考えてアイデア出したらいけるレベルなのか。それともマインドセットの話なのか。色々ですよね。こういうのはやってみると見つかるので心配はしていません。

出てきたもので解決できるならまたアイデアを出したり企画にしていくだけです。それがWebサービスになるならむしろ誰かに作ってもらう方が良さそうです。その時資本がないので、口説くしかないですよね(笑)

では残った当サービスはどうするか。類似サービスもありますから、仮になくなっても「困る」人はほとんどいないでしょう。売却とかも面白いですが、売却する仕組みとして強みがあるかどうかなんですが、そこが見当たらない。実際に今は完全に自ブログからの流入で回っているわけですけどね。

運営的な話とかそういうのもですが、僕自身はWebサービスをプログラマとして作ってみたい願望はぶっちゃけないんですね。小学生くらいからプログラミングしていて、仕事でもプログラマをやった経験すると、どちらかというと0から1の見える手段やツール、わくわくすること、形にする面白さというところでした。企画よりの理解ってことです。問題解決でもいいし。もっと出来る人がごろごろいるわけで、そのときそこまでモチベないなというのが純粋な気持ちです。とはいえ、自動化するとかでプログラミング的なことを考え作るとかはやってますから、単なるアウトプットや着地が異なる感じですかね。伝わるか分からないところですが。

そういう意味で運営のモチベがなくなってはないので回していけるのですが、あえてフィードバックの価値というところで投下しつつ、売却や運営を誰かにお願いして多少の資金を次のサービスをつくるならそっちに。または0から1としてやることをまたやったほうがいいのかなとも考えています。

理想はいわゆるチームとしてタッグや仲間を作ってそこでアイデアやビジネスを作りつつ、その形がたまたまWebサービスだったというところで、企画スキルやマーケティングであったりというところをもっと鍛えたいというところでそれを実践しながらやるほうがまあもっとも良いかもしれませんね。

色々書きましたが、ひとまずそんな方向で、フィードバックしつつ、検証しつつ、次のアイデアを練りつつ、自分で作らないことから違うやり方も試していきたいと思います。

編集者 大橋 弘宜