Webサービスに必要なのは近さから生じる結果としての継続

今回は、かとのぼさんの記事が面白かったので、紹介してみます。

個人で作ったWebサービスを最初の100人に使ってもらうまで

具体的行動を積み重ねるしかない

かとのぼさんの記事は、「メモや日記ついでに英語学習」というWebサービスを開発して、そのユーザーが100人になるまでの軌跡が書かれています。

自身でもそれ自体は大したことではないと書かれていますが、実際にはそこまでやり続けられる人がいないと思うので非常に素敵なことだと思います。僕も偉そうに何かを言えるわけではないものの(笑)

それまでに作られたサービスは19個ということで、その蓄積によってメリットが3つ書かれています。これが実に面白い。

1つは、技術が洗練されて1個あたりのサービス開発スピードが増す、楽になること。2つ目は、自分の得意不得意などが分かってくること。3つ目は応援してくれる人が出てきたこと。

続けることが大事とは言われるのですが、続ける自体は目標ではないはずです。一方で1つ作ったサービスの反応がなければやめてしまうわけですが、辞めた後に次またやりたくなってくる。これは面白さや近さがあるからだと言えそうです。近さについては説明が長くなるのでよければ前書いた記事をどうぞ(笑)

毎回作るたびに何が起きているのか

Webサービスに限らずではありますが、Webサービスを一個作ったあと、公開をして使ってもらうなり改善をしていきます。当然、何か便利だったり、不便を解消する、課題を解決するということ、単に楽しいだけというのもありえますが、そういう企画があるわけです。

1つのWebサービス=1企画ともいえますが、企画、開発、デザイン、プロモーション、運営までやるためどこを省略するか、またはしないか。毎回勝負となるわけです。勝負というのはここでは自分との戦いに近いでしょう。

1回やり切ったり中途半端でもいいから出してみる。その繰り返しがあるから、次はこうしてみよう、ああしてみようと次に活かせます。一方で次がないパターンもあります。明らめて、もういいや辞めようという場合です。

あくまで僕の感覚では、同じことを同じテンションでやり続けられる人はほとんどいなくて、実際は「企画→開発→コレは面白い!いける!→反応がない→冷静に考えると駄目かあ→振り返り」というようにこの間にテンションの高低があったり、時にはやる気がなくそのまま企画倒れ、途中で開発ストップ、他のサービスを立ち上げたりと色々変わるはずです。だから常に変化しているといっていい。

こういう変化を通して、「ああ、次こそは」「失敗したけど全然明らめてないしもっとやりたい」「もっとうまくやれないだろうか」という感覚がまさに、近いというものです。好きとか得意とかだと、メッセージがブレるので「近い」と最近は読んでいます。

Webサービスを作ることに対して解像度が高ければ、今まで作ったまたはこれから作るものがどの程度いけるかいけないか、過去失敗したけど今ならいけるとか、コツを掴んだ状態とそうでなければ全く違ってきます。

そうやって毎回学んで蓄積していくからこそ1つ目の次に改善され洗練され早く作れる、簡単に出来るということになるんですね。これを毎回学習せず適当?に作っていれば、誰かの指示でやらされ仕事(笑)であればそうはなりません。自主自発の力はそこにあるのだなと感じます。

100人、1000人のファンを集める

1000人のファンを集めるみたいな話が言われていると思うので割愛しますが、実際に大きな影響力だとか、ものすごく稼ぎたいという人はいるにしてもかなりの例外でしょう。多くの人は適切なサイズ感で楽しみたい、人生を全うしたいと考えるのではないでしょうか。

そういう時に、働き方改革だ、副業やプロジェクトだというところはおいておいて、自分で作ってどうだろうかを検証していくのはマイプロジェクトなり、シゴトづくりという点でも良いOSだなといつも感じます。もちろん、ハンドメイドアクセサリーを作るでもいいし、畑をいじってみて作った野菜で料理を楽しむでもいいし、生活における創作、クリエイティブ、開発、表現みたいなものはかなりというか非常に大事だなと最近富みに思うようになりました。

プログラミングができるレベルは色々あると思うので、Webでなくても、ローカル環境やオフィス系でったり、サーバ、またはラズペリーパイのようなハードウェアキットみたいなものでも、多分楽しみ方とかやり方は色々あるんですよね。

僕が個人開発者を支援というとおこがましいのですけど、レビューしたりこれいいよねという立場にいるのは(と思ってるだけですが(笑))、挑戦する人を褒めていく、またはそれいいよねといっていく(サービスがいいかよりも、見ているよ、応援しているよという存在を示すのが超大事)ことをやりたいし、そういうことが大事だと考えるからです。

情けは人の為ならずではないですが、僕もそのようにされると嬉しいからやっているというエゴという感覚ですが、逆にそんなの意味ないから、例えば僕が誰かを応援することに価値はないとか(笑)余計なお世話ですが、そういう人もいるのかもしれません。そこに意味とか価値ありきよりも、自分がやりたいこと、またはそうあったらいいという世界(挑戦ということはいいんじゃないか)があるだけなんですね。

もちろん挑戦ってやれベンチャーだスタートアップだという分かりやすい形もあるし、分かりやすく見えやすいものもあります(一般からみれば超分かりづらい気がしますし、僕もよく分かってませんが)。勉強するなら学校へいくみたいな。でも時代は変わりむしろ自分なりのハック、まさに活用ややり方を試せる環境があります。

だからこそ小さなアイデアが爆発するというか価値を生み出すし、家でサービスを作ってこれからのユーザーとオンラインやサービスを通して出会うことは感動ものです。こういった感動はWebサービスに限らず何かをつくる、うみだす、加工編集するでもなんでもいいんですね。そういうものをやっているのが特殊な人、クリエイターなど仕事でやる人、アートや表現者のみではない時代がいつのまにか来ていた、という感覚すらします。

疲れたら休もう。近いものは遠くへいかないだろう。

近いものとはやっていること、プロジェクト、もっとやりたい興味みたいなことです。疲れたら休んでもらって、鋭気を養って、また次に備える。

ユーザー数や売上規模、SNSシェアや反応数、評価数、フィードバック数、サービスのPVなどの数値。これらはもちろん数値化できるし数値として分かりやすいものです。一方で感覚的には、そこを追い求めるならばそれに食われるというか飲み込まれる。おそらくお金や利益ありきで話が始まるからかなと思います。

ビジネスを否定するのでなく、お金を得ることが目的というよりも、同時かまたは最初に価値を出す見返りにお金がある。この順序を倫理をふっ飛ばせばすぐお金が先に来ます。順序が違うだけでそれほど違うのかも面白いですけど、目がお金の人はやはりそれだけですから近いものがないといってもいい。それこそ終わりというところでしょう。

冷静な態度としては、お金を追う姿を見て「あなたはそうなんですね」と一回受け止めることが出来れば、「わたしは違います」と言えるわけです。これはかなり大事です。自分ルールで自分をより気持ちよく動かし人に感動や面白さを与える。

それは夢物語でもなく実際に出来ることなんですよね。それに近づくには、妙な信仰をしなくても、妙なノウハウを買うとかでなく、実際にあなたがやりたいことをやればいい。やればいいというかやっていこうという話です。それがたまたまWebサービスだったら、かとのぼさんのフィードバックや振り返りがめちゃくちゃ参考になると思います。

Webサービス集めましたで人をチアアップする

チアアップというのは元気づけるみたいな意味です。ニュアンスはあんま分かってないですが、励ますというのも元気がない人をそうするのかどうか。まあそのあたりは勉強してきます。

ちょっと当サービスについても振り返ってみましょう。

対象は個人開発者でもありますが、実際に何度もこれらの話はここに書いたりしています。

覚えている範囲で本サービスは変わってきました。UIUXとか仕組みとかビジネスが変わったということでなく、コンセプトみたいなものが単に運営者の僕の認識や理解や見える絵が変わってきたということです。

一番最初は、単に宣伝をしてくれる場として、無料ということを推していました。今も無料ですけどね。

次は、宣伝の効果は今後もたかがしれていることはどうするかという点。これはもう宣伝や資本ややり方なんですけど、アナログに宣伝しませんかといっても見に来る全く知らないユーザーが来るかなんですよね。それがないのでしょう。

だからこそマーケターやプランナーなどアンテナをはってる人が来れる仕組みが作れないかと考えました。がこれも結構きつい。ビジネスをやる上で個人ってまずスルーされる(BtoCにおいてCは買う人、悩みや課題を持つ人、お客さん)んですね。お客さんだけど、パートナーではないというか。伝わりますかね?フリーランスの個人であればなんとかパートナーになりえますが、実際はそこに近いんでしょう。

インタビュー企画をしてみたり、個人開発者にフォーカスを当てていくのもいいと思っているのはもちろんなので、そういう取り組みをまあ出来る範囲でやっていこうと。

一方で新しいサービスを知りたい人に特化したサービスは既にあるので、とくにスタートアップ系ですがそれとは勝てる気がしないので戦わないと。そうなると市場というかパイが減ってきて、結局個人レベルのプロダクトでありプロジェクトであり、PMFの本来の意味でなく、プロダクト・マイプロジェクト・フィットみたいに、ライフワークみたいになってきたというところです(笑)

そもそも誰かのためになればいいなというところで、あわよくば広告料など出ればというところなのでビジネス的には成立していません。しかし個人=営利を求める存在ではないわけでして、個人→プロジェクト→そのプロジェクト次第ということだと考えています。

そうやって今は、どう応援するかという形になっています。応援や励ますのはWebサービスならユーザーとして使ってみるは1アクションですがかなり大きいことです。他にも感想やコメントも嬉しいですよね。僕としてはそういう潤滑油でありハブであればいいと思っていて、励ますからお金くれとは流石に言えないですし、励ますからお金もらうのは違いますよね(笑)ステマならぬ、ステチアアップは・・・なんかあれですね。

じゃあそうやって応援するというコンセプトにする時、ターゲットは変わらないですが、3年とか5年とか、むしろ楽しいからやっているとか、プログラミングでもWebでもインターネットでもそういうところに自分なりのハックなり編集なり面白さを見出してこれどうだろうか、という人を応援したい。

僕の力は大したことがないのですが、あったよというところで誰かに飛び火するかもしれない。ただそういう可能性があるということで人参としてちらつかせるのでなく、僕もただただ応援する点で磨いていくことができればいいなと思って、こんなサービスをやっています。

価値としては宣伝出来るというだけなんですが、機能を拡張することはなく、それこそ機能や面白いサービスはあるのでコラボするなり、合わせて使えばいいと思っているわけです。

面白いのはそういう応援したいです、なんか支援するという人は確かにいっぱいいるかもしれませんが、それを持続できるかというと、近くないので出来なかったりします。と偉そうにいっていますが、たまたまこれも僕が何かしら社会に、何かしらご縁があれば、というところでオープンプロトコルがあるから、それをもっていたからなんでしょう。社会に関心があるし、どういう影響を与えてくるか、または僕が与えられるかも興味があります。