個人開発だけでもないのですが、なんでもチャレンジすること、やっていくことで怖いこと、不安なことはあります。ただ、それも適度に怖いならいいわけで、怖くて動けないとなると・・・やはり問題な気がします。
Inkdrop開発者のtakuyaさんが思いついたら、さっさと作れ!という記事でそれについて適したアドバイスというか記事があるので参照しつつ解釈していきたいと思います。良い記事なので読んでみてくださいね。
承認欲求のために動く
1つ目は承認欲求のために動いているケースです。人気者といってもいいですし、有名になりたいみたいな感覚です。この心理は面白くてもし「開発をしてプロダクトやサービスを作る」とうまくいかない=人気になれないことが証明される、明確になるというロジックです。
ですからこのために作らないのが正解というか心理状態なわけですが、これでは動けないですよね。
承認欲求は別にあってもいいわけですが、過剰になると「SNSの投稿でいいね」がつくことで生きられるみたいになります(笑)これってやっぱりやりすぎて、離別するというか距離感を取るには「いいね」があってもなくても変わらないということを知るってことですよね。ただそれだけです。
なにかのためにやるというとまだどこかでカッコよさがあるわけですが、その何かのため、という内容次第です。認められたいというのが今、最近、ずっとというか分かりませんがあるのであればそれは自分がちゃんと向き合ったり何かをやってこなかっただけとなります。
これは経済的成功をするとかしないとかは関係ないと僕は思ってますが、大体人は社会の歯車的なことはあるわけで、誰かがやるから誰かが喜ぶ、特定の誰か、知ってる誰かでもいいわけですが、誰かのために立たない人なんてまあいないわけですよ。普通に考えると。
自己肯定とも通じる話ですが、これはプロダクトやサービスが完成してもしなくても実は社会や世界は変わらない。とはいえ作ってみたいから作る、面白そうだからやる。そういうアプローチでいけば、まあ作れるわけですよ。そして継続できるって話にもなります。
好きじゃないことをやる
好きでやっていれば体が勝手に動く。これはそのとおりで、実際に多少辛いことでもいけるはずです。好きならば。
もちろんこれは企業勤めの人が経営者にそう言われるのは間違っていますので、あくまで自分でシゴトをつくるとか、自分でフリーランスでやるとか、そういう気概があったり、そうしていきたいと考える人向けの、つまり自営業者の話です。これは当たり前だろうということですね。
楽しくないもの、好きでないこと。これはシゴトをすると絶対逃げられないことではあるはずです。100%全て好きで満たせる人はなかなかレアでしょう。が不可能でもないでしょう。
問題はちょっと違っていて、不安で出来ない、動けない場合でした。これは、好きでないことならやる気がでないのですから、そもそも好きなことをやってくれとなります。どんなにニーズが、マネタイズが、プロダクトが、開発スピードが、技術が、マーケティングが、デザインが、サポートが・・・であってもよくて、あなたはそれが好きか、楽しいか、向き合っているかということなんですね。
好きなら他人は関係ないということをtakuyaさんは書いているわけですが、そのとおりだなあと。
好きなことが分からないみたいな話も結構耳にします。好きなことはこれですというとき、そこまで好きでしょうがないものを「好きです」といわなくてもいいんです。ずるいとかでなく、言葉の問題です。ちょっとでも好きなら好きでいいじゃない。それで好転していくってことですから、自分の感情を素直に受け入れてみましょう。
僕は開発するのも好きですけど、どちらかというと人を応援するほうがもっと好きかもしれません。0→1を作るのと同時にそれを見たいからなんでしょう。なんで好きかまでは分かりません(笑)
失敗したら全て消える
失敗から学べるというOSがないときついんですが、何も失敗したりとか、試してどうなったかという経験がないとはじめてのことで怖いってのは分かります。ただ別にいきなり借金するわけでもないのと、リスクを負うといっても程度の問題ですから。仮に失敗して開発時間が無駄だ!となっても、そこから学べる事が多いですし、むしろそこで学べないとどう学ぶのかなと思ったりするわけです。
つまり、自分が考えて試してってことが超大事なんですけど、その大事なことは頭でしか分かってないとハマるところでしょう。
色々御託を並べてもやる人とやらない人はこのあたりで何かが決定的に違う気がします。やる人はやるからやるのであって、やらない人はやらないんです。やらない人とやる人が会話すると、極論「で、やるんですか?」「やりますよ」といって、やらない人がいるなら逃げたほうがいい(笑)やってから来てくださいとか話しましょうで話が終わる。そういう人っていたりしますよね。
いきなり、すぐに成功とか結果は出ないです。のんびり焦らずいきましょうというところですね。
承認欲求がなく、好きで、失敗しても良い状態
誰かが認めてくれるとか、有名になれなくても、自分は好きで楽しいから、失敗してもいい。これってそんなに特殊なことでもないんですよね。やってる人からみれば、わりと孤独で地味で、結果や成果が出てないけど踏ん張ってる感じでわりと普通なんです。
これをやっていて実は・・・結果が出たところで人は可視化されるので見ちゃうし、注目する。でも、水面下のOSって地味にもがくだけでそこまで大したことがない。これを大したことがないといって自分がやれることが大事ですよね。
この状態って特殊じゃないし、やっていけば誰でも出来ると僕は思っています。あまりすごいことをせずに小さくコツコツまずは試していく。それで少しずつやる。そうすると、承認欲求だーとか好きじゃないとか、失敗怖いとかも慣れるんじゃないかと。そう僕は思ってますよ。

「Webサービス集めました」のひとり企画兼編集兼運営者。他、ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者でもある。アイデアをこよなく愛し、そのアイデアが形にするかを検討し続ける、ゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア提案、アイデアの壁打ち、起業相談等の実績多数あり。Webサービスという新たなアイデアが詰まったものに触れられるのが好きでそんな人や会社を応援したくて本サービスをやっています。