仮説、KPI、振り返りイメージのメモ

運営方針を変えていくことで、大きく掲載方法とくに、ユーザーが書く掲載項目を大幅に変えました。この経緯は先回の記事に任せるとして、現時点でどのような状態かを整理しておきます。

掲載されるサービス数は減る(仮説)

掲載依頼時に書くことが多くなっています。今まではWebサービスの内容とスクショ画像を入れてあとは内容さえ問題なければ掲載されていました。

ちなみに、この話で例えば「よくある質問」で一つの参考目安程度ですが、「どんなサイトが掲載されるか」「アクセス数がどの程度増えるか」が100PVを超えていて、また第三位では「掲載料金」ということでした。無料で宣伝できて、アクセス数が上がればいいというのは邪推ではありますが、そういう利用者や関心状態を作ってしまったことの証拠と捉えました。さすがにそれは設計の問題で、「無料で宣伝」などを推し進めた結果になったのかなというところです。これはこちらの意図は当初に嘘はないのですが、一方でそのまま変化しないのもないということで、切り替え時期なのでしょう。

今後は、現時点のフォームが14項目あり、考えていなければ書けないのでここで面倒くさくなってやらない方も増えそうです。

他にも減る要因としては、学習目的の作品的なもの、サービスとして成り立ってないもの、良くわからないものなどでも、「面白い」と感じれば掲載していました。しかしこれらは基本NGとなるため、一発感があるものや流行りに乗っただけのものなどは上の14項目を書こうが掲載されません。

よくある質問なども追記しておきましたので、また目を通してみてください。

KPIは掲載サービス数でなく、利用者が伴走してくれる存在を感じられるか

KPIなんて言葉を使うまでもないのですが、本サービスにおいて重要視することは、サービス数ではありません。といってもサービス数はある程度目安(これは初見として稼働しているかどうかなどの程度です)になるからです。

そこは否定しないまでも、最重要かというとそうではありません。

投稿したいと考えたユーザのWebサービス、またはユーザの思いをぶつけてもらいます。そのうえで大橋が判断し、良いと考えれば掲載されます。この時、掲載は「書いてもらった内容」を転載するだけでなく、分析やアドバイスを入れて掲載します。ここで一つのコミュニケーションが生まれると考えています。

同時に運用面のアドバイス等も別途可能ということで、そこでどうかというところですね。

存在感とは、とりあえずそんな場があるんだ、または認知してもらえることでしょうか。従来のサービス数であれば、単に数だけなので数があれば良いとなります。サービス設立当初であれば数もないので「まずは数」だったのですが、今は「そのサービスの運用」というのが視野にあるということです。運用をしたいということでなく、続けられるような仕組みを作っていきましょうという提案であり、僕が手伝えるのであればやりますよ、ということです。

お手伝いできないという場合も掲載はもちろんします。ただそれはちゃんと考えられているサービスのみだということですね。

この満足度を測るのは容易ではないのですが、地味に依頼に対して丁寧に対応していくしかないかなというところですね。

依頼数と掲載数、分析やアドバイス、伴走可能かなどをみていく

今後しばらくは依頼があるかどうか(フォームからの入力)ですよね。これはもうニーズがあるかどうかだけです。かつ、単に掲載するだけなら依頼数=掲載数になるわけですが、審査する、判断するので、そこで今まで以上に減りそうです。想定は月に数件あればいいというイメージです。そこまでサポートできないというのも正直ありますので。

そこに対して分析やアドバイスをすると、現実的に時間がかかり、また運用等のフォローをするとなるとこれもさらに厳しいですよね。

1ヶ月、数ヶ月ほど手応えをみて検証していきたいと思います。どれか一つの指標でなく総合的にでしょうか。実際に数が減るのは明確で、その上でどうかですから。そこで仮に0となったらどうするかもありますよね。

ぜひ宣伝をしたいという動機はいいのですが、それだけでなくというところで、より突っ込んだ形でやっていきたい方は多分使えるサービスになるのではないかと思います。

編集者 大橋 弘宜