長期でサービスをやる視点は良い哉

TogetterというTwitterまとめサービスがありますが、それがもう10年以上経過していたようです。ということを、開発者のyositosiさんのブログで知りました。

趣味でWebサービス作ったと思ったら、時が10年過ぎてた話

10年は長いようで短いのか、そのあたり長期でやることを考えてみたいと思います。

年数で判断はしづらい

Webサービス集めも4年になるので長くなりつつありますが、どっかでやめたらいいかもということは正直あったりします。一方でそれ以上に面白いサービスや切り口があるのがいいのと、なんか勿体ないかもなというところで、サンクコストを使いまくってる感じです。そういうのって趣味っていっていいかもしれないですね。趣味のWebサービスってなかなか甘い香りしませんか?(笑)

これをあと5年やるのか、10年やるかは正直わかりませんが、何か違うフェーズや違う切り口やキリがついたら終わるはずです。今までWebサービスではないですが、多数企画をやってきましたがどこかで終わります。終わらないというか、引き継ぎでもいいし、一生やることってなかなかないですよね。

だからこそ、自分が少しでも長くやったり、継続したいことって丁寧に向き合ったほうがいいのかなと感じますね。

ビジネス的成長を期待したほうがいいかどうか

これについては難しく、全くそういう気がないならそうならないですし、あったらできるかというとそういうものでもないですよね。

結局、目いっぱいのシナリオは考えつつ淡々と楽しんでやっていくことでどうなるかを見る。そこが大事かもしれないですね。

本質的な価値は見極めたい

Togetterはキュレーションメディアではない、というのはなるほどなあと感じていてそのとおりなんですね。一時期使っていたこともあるので、便利なサービスがあるものだと思っていたくらいですが。

本質という意味では本サービスも方針を変えて運用をし始めました。今まで通りだと掲載できるサービスもありますが、基本的に泣いて馬謖を斬るみたいな感じでやっています。そのままですね。

応援したいといっても、なんでもいいわけではない。それって趣味ですからといえば終わっちゃうかもしれないんですが、一応はそう言い切らずにやってます。まあそれこそが客観的に言えば趣味なんですけどね(笑)

応援の仕方や自分が応援したいかどうかあありきです。特段お金が生まれるわけでもなく、ここにあるのは優しい世界みたいなものかもしれません。これは本質ではないですけど、理想または叶えていくイメージとしてはわりと合っているのだろうと考えています。

サービスを作るだけでも大変です。だから、作って満足もいいんですよね。さらにそこからやっていきたいかどうか。やってみた。また次やろう。キリはないですが、それこそが面白いというか醍醐味かもしれませんね。

長期で考えるとこういうスパンというか開発してクローズして次というのも短い話かもしれないですし、むしろそういう取り組みの中で残って結果的に継続したもの、を大事にしたほうがいいのだろうと感じた話でした。

編集者 大橋 弘宜