
Drone Flight Logは、無人航空機の飛行実績報告書を作成するサービスです。
サービス内容
無人航空機の飛行について、国土交通省の包括許可承認を受けた場合、3ヶ月毎に飛行実績報告書を提出する必要があります。
本サービスは飛行実績をクラウドで管理し、報告書をクリック一つで作成するサービスです。作成した報告書は国土交通省のドローン情報基盤システム(DIPS)からそのまま提出することができます。
ターゲット
- ドローンなどの無人航空機の操縦者や関連企業、研究開発者の方で、国土交通省から包括許可承認を受けた方
- 操縦者から報告書作成を委託されている方
サービスの価値
ターゲットの課題
無人航空機の包括許可承認を受けた人は、3ヶ月毎に飛行実績報告書を提出する必要があります。この報告書を作成するには、PCでの地図作成を含む面倒な作業が必要で、飛行エリア1カ所につき5分~10分ほど時間が掛かってしまいます。
提供価値
- 本サービスを利用することで、飛行エリア1カ所あたり30秒~1分ほどで入力ができるようになり、作業時間の短縮ができます。
- 操作はPCからでもiPhone,Androidからでも簡単に行うことができます。
- 報告書の提出時期になると、本サービスからメールで通知することができるため、提出忘れを防止できます。
作ったきっかけ
自分でドローンを飛ばしていて、飛行実績の管理や報告書の作成が面倒だったので、まずは自分用にスクリプトを作り、便利さを確認しました。他の人にも使ってもらうことで、ビジネスとして成り立つのではないかと思いWEBサービス化してみようと思いました。
スマート農業や設備点検など、ドローンの産業利用はどんどん増えていく見込みですが、ドローン操縦者はドローンの管理、整備、法令確認、天気確認、自機および他機の飛行情報確認など、やることがいっぱいあります。
飛行実績報告書の作り方はいろいろブログ等で解説されていますが、地図画面をコピペするというちょっとアナログな方法が主流です。本サービスによって、操縦者の負担を軽減出来ればいいなと思っています。
成長イメージなど
令和元年度の包括許可承認が4万件以上あり、今後も増える見込みなので、包括許可承認を受ける人が増えれば増えるほど、本サービスの利用者も増加するだろうと思っています。
今後の機能拡張としては、国土交通省のドローン情報基盤システム(DIPS)がAPIを公開したので、連携させて許可承認番号や操縦者情報を取得できるようにしていきたいと思っています。
筆者からのコメント
ドローン自体が市場に普及していき、様々なサービスが出ていると思っていました。その中で、ドローンの包括許認可という利用者でしか分からない手間や課題を見つけ、それを解決するというアイデアが素晴らしいと感じました。
ニッチであれ利用者が課題と感じていてそれに対して楽したいという時に出てくる最初のサービスであればユーザー獲得はそれほど困難ではないかもしれません。圧倒的と言わなくても既に完成したサービスとして磨き続ければ競合も手を出しにくいのでニッチ独占でもいけるのではないかと感じました。
じわじわと成長していくのが楽しみですね!
運営者情報
開発者 | 林 康徳 |
設立年月日 | 2020年8月19日 |
URL | https://droneflightlog.net/ |
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「Webサービス集めました」のひとり企画兼編集兼運営者。他、ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者でもある。アイデアをこよなく愛し、そのアイデアが形にするかを検討し続ける、ゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア提案、アイデアの壁打ち、起業相談等の実績多数あり。Webサービスという新たなアイデアが詰まったものに触れられるのが好きでそんな人や会社を応援したくて本サービスをやっています。